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Posted by チェスト at

2016年05月06日

鍼(はり)ってどんなもの??

こんにちは!!

sanando Re:Pro のヨッシー先生こと吉嗣(よしつぐ)です!!


さてさて今日は、普段私たちが施術の際に使っている鍼(はり)についての説明です
鍼ってどんなんだろう?刺すって痛いのかな~っとお思いの皆さん!!ぜひ今回の記事を読まれることをお勧めします!!


鍼治療で使う鍼には、さまざまな種類があります。
一般的にもっともよく使われているのは、鍼に柄がついている毫鍼(ごうしん)で、ほとんどがステンレス製です。
長さや太さの種類はいろいろあって、鍼の部分の長さは1.5〜6cm、太さは0.14〜0.34mmのものがほとんどです。
このうち、長さ4〜5cm、太さ0.2mmぐらいの鍼が、いちばんよく使われます。
一般の病院で採血に使われる注射針は太さ0.8mmのものが多いです。
鍼は、細くなればなるほど刺す痛みが弱くなるから、太さ0.2mmであれば、まず痛みは感じません





日本では菅鍼法と呼ばれる方法で鍼を刺すことがほとんどです。
菅鍼法では、毫鍼を鍼管とよばれる鍼より少し短めの管に入れます。鍼管を左手で肌に立てて、右手の人指し指で柄の部分を上から軽くたたき、皮膚の中に鍼を挿入します。その後、鍼管を取り除き、目的とする深さまで、鍼を刺し入れます。
深さは0.5〜3cmほどと、治療目的や部位によって異なります。
症状に応じては、鍼をすぐ抜いたり、しばらく刺したままにしたり、動かしてツボ(経穴)を刺激する方法などがあります。
鍼にごく微弱の低周波電流を流し、ツボや筋肉に直接刺激を与える治療法もあります。

管鍼法は、日本で生まれた方法です。鍼管で安定させられるため、日本人が好む非常に細い鍼を間違いなくツボに刺すことができます。また、直接、刺すよりも痛みが少ないです。

刺したままにする鍼、接触させるだけの鍼
ごく短い鍼を斜めに刺す皮内鍼(ひないしん)や画びょう型の鍼を刺す円皮鍼(えんぴしん)もあります。
これらは鍼の上から絆創膏などで固定し、2〜3日刺したままにして、持続的な効果をねらいます。
皮内鍼の太さは0.12〜0.16mm、円皮鍼の太さは0.2mmほどと、どちらも非常に短く、刺したままでも違和感や痛みはありません。

接触鍼は鍼を刺さずに、突起部分やローラー部分を皮膚に接触させたり押したりして、ツボを刺激します。子どもを治療する小児鍼として使われるものが多いです。

現在では感染症を防ぐため、使い捨ての鍼が使われることがほとんどですのでご安心下さい。

なお、中国や韓国では日本の鍼よりも太いものが使われます。また、菅鍼法ではなく、手に持った鍼を直接皮膚に刺します。
私も中国に留学した時には直接刺す方法をしていましたが、やはり衛生面などの面から帰国後管鍼法に戻りました。

このように色々な鍼がありますが、鍼の形状の進化は日本が一番進んでいます


鍼が初めてという方も痛くないように創意工夫された日本の鍼をぜひ一度受けてみてくださいね!キラキラ